五日午前七時四十分ごろ、札幌市中央区の札幌市営地下鉄南北線さっぽろ駅で、真駒内発麻生行きの列車(六両編成、乗客約四百人)を降りた五十代の男性が「後ろから二両目の座席に、まち針が一本落ちていた」と、駅事務所に届けた。同列車はそのまま発車していたため、市交通局は同市北区の北34条駅で当該車両の乗客約九十人を降ろし、車内点検をした。けが人はいなかった。
見つかった針は長さ約三センチ。座席に置かれ、針先が突き出た状態ではなかったという。同列車は点検の後、いったんホームに降りた乗客を乗せ、運転を続行したが、後続の列車などに約二-五分の遅れが生じ、約千百人に影響が出た。市交通局から通報を受けた札幌中央署は、威力業務妨害の疑いで調べている。
見つかった針は長さ約三センチ。座席に置かれ、針先が突き出た状態ではなかったという。同列車は点検の後、いったんホームに降りた乗客を乗せ、運転を続行したが、後続の列車などに約二-五分の遅れが生じ、約千百人に影響が出た。市交通局から通報を受けた札幌中央署は、威力業務妨害の疑いで調べている。