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漁船転覆、9人全員救助 根室沖830キロ海上
第1管区海上保安本部(小樽)に入った連絡によると、30日午前零時ごろ、北海道根室市の納沙布岬から北東約830キロの海上で、根室漁協所属のサケマス漁船第8祥勢丸(福田良夫船長ら9人乗り組み、19トン)が転覆した。

 9人は午前2時40分ごろ、ひっくり返った船底の上に避難していたところを仲間の漁船に救助された。根室漁協によると、全員無事という。

 現場は7メートルの風があり、波の高さは2メートル。1管本部によると、祥勢丸の乗組員は荷崩れが原因で転覆したと話しているという。

 祥勢丸は25日正午に根室市の花咲港を出港していた。

(北海道新聞 引用)
虚偽説明で教材販売 社名変え19億円稼ぐ 札幌
北海道経済産業局は二十八日、虚偽の説明で資格試験の教材などを販売したことは特定商取引法違反(不実告知など)に当たるとして、二十九日から、いずれも札幌市中央区の電話勧誘販売会社で、「ソリューション」(田中義彦社長)と「PIC(ピーアイシー)」(同)に一年間、「WIES(ウイズ)」(中島賢治社長)に六カ月間の業務停止を命じた。

 経産局によると、三社は関連会社。田中社長(39)は一九九三年から社名を次々変えて同様の手口での販売を繰り返しており、これまでに関連会社全体の売上高は約十九億円、契約件数は全国で延べ四千五百件に上るという。一年間の業務停止命令は同法の行政処分では最も重い。

 経産局の調べでは、三社は前身の「ジョイ」を含め二○○四年から今年にかけ、過去に資格試験講座を受講した人などに電話し、「以前の契約が完了していない。やめるには費用がかかる」と虚偽の説明をして、一式約四十五万円のパソコン教材などの購入契約を結ばせた。職場に何度も電話したり、販売目的を告げずに教材と契約書を送りつけるなどし、○四年以降だけで計約四億円を売り上げた。

 経産局は、一連の行為が「不実告知」のほか、「再勧誘の禁止」など計五つの特商法の禁止行為に該当すると判断。「非常に悪質」として業務停止を命じた。

 経産局によると、田中社長は九三年に「ジャパン・トータル・トレーディング」を設立。その後、契約者の苦情と行政処分を逃れるため、社名変更や新会社設立を繰り返し、道の行政指導を何度も受けながらも「フォルクス」などの社名で勧誘を続けていた。「WIES」の中島社長(33)は、田中社長の元部下だった。

 勧誘用の名簿などは継続して使用されていたとみられ、断りきれずに関連会社五社と契約していた人もいたという。


(北海道新聞 引用)

土鍋から鉛流出 ニトリが自主回収 対象、道内は700個
札幌市内の一般家庭で使われていた中国製の土鍋から鉛が溶け出す例があった問題で、この土鍋を販売していた家具・インテリアチェーン大手の量販店のニトリ(札幌)は二十五日、同社が全国で販売した土鍋約九千個を自主回収することを決めた。回収対象のうち、道内は約七百個という。

 ニトリは、この土鍋を二○○五年九月から今年二月まで全国の約百五十店舗で販売。電磁誘導加熱(IH)調理器の対応品で、店頭価格は三千円前後。直径二十四センチと同二十八センチの二種類があり、ふたと本体にモミジの柄が描かれている。

 ニトリ「お客様サービス室」の松井徹室長は「製造元などの対応を待っていたが、お客さまの安全を考えて自主回収を決めた」としている。

 一方、この土鍋の輸入元企業「ホリシン」(新潟)は○四年八月以降、合わせて約二万二千個を輸入しており、ニトリ以外の店舗でも販売されている。ホリシンは、すでに卸先に残っていた在庫約三百個を自主回収した。

 この問題は、土鍋を使用した札幌市内の男性(47)が道消費者協会(札幌)などに届け出て発覚。長時間加熱した際に鍋のふちから鉛が出ることが確認された。鉛の量は、食品衛生法上の基準値は下回っていた。


北海道新聞引用
道内7割未策定 温室効果ガス削減 市町村計画
地球温暖化対策推進法で各市町村に策定が義務づけられている温室効果ガス削減計画について、道内では七割以上の市町村が未策定であることが、北海道管区行政評価局の調べで分かった。策定していない理由として、市町村側からは「(策定義務を)知らなかった」「(策定の仕方が)分からない」といった声が上がっており、環境省北海道地方環境事務所は、策定に向けたセミナーを開催するなど、取り組みを強めることにしている。

 二○○一年に施行された同法は、各市町村などに対し、省エネなどによって温室効果ガスの削減を図る計画を策定するよう義務づけている。罰則規定や期限はないが、計画期間や「灯油使用量を五年間で5%減らす」といった数値目標の明示を求めている。

 評価局は今年三月現在の状況を調査。道内百八十市町村のうち、策定済みは札幌市や函館市など四十八市町村、未策定は岩見沢市や根室市など百三十二市町村だった。桧山、留萌、根室の三管内では、すべての市町村が未策定だった。

 策定率は26・7%。環境省が○五年十月に調査した際の全国の策定率34・2%を大きく下回っている。この段階では道内の策定率は19・2%にとどまっており、一年半たっても7・5ポイントしか上昇していない。

 未策定の理由は「職員が少なく手が回らなかった。数値目標など、どのようにつくればいいかも分からない」(名寄市)という市町村が多く、評価局によると「策定義務を知らなかった」という回答もあったという。

 評価局は、地球温暖化対策を担当する道地方環境事務所にこの結果を報告、何らかの対策を取るように通知した。

 これを受け、環境事務所は本年度中に、未策定市町村を対象にしたセミナーを開き、計画の作り方を指導することにした。

 地球温暖化対策が主要テーマの一つとなる「北海道洞爺湖サミット」の主会場となる胆振管内洞爺湖町も未策定で、「急がなければとは思っている」(生活環境課)という。

 環境事務所は「市町村がまず、住民や民間企業の模範となる必要がある。こうした積み重ねが日本全体の温室効果ガス削減につながるので、各市町村には理解を求めていきたい」(環境対策課)としている。

北海道新聞引用
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和食ファストフード出店 「なごやか亭」の三ツ星レストラン 札幌に8月
【釧路】回転ずし店「なごやか亭」などを道内外で展開する三ツ星レストランシステム(釧路、谷川富成社長)は、おにぎりをメーンとした和食ファストフード店「小春茶屋」一号店を八月に札幌市北区新琴似二の一三に出店する。

 ファストフードの主流がフライドチキンやハンバーガーで「和食は少なく、参入を決めた。手軽なファストフードで、和食の文化をもっと根付かせたい」と同社は話す。

 小春茶屋のメニューは約六十品目。メーンは十二種類のおにぎり(一個八十-三百円)で、丼ものや弁当、うどんなども提供。さらに甘味も、どら焼き約十種類やあんみつ、しるこなどをそろえる。価格は最高でも三百円台に抑える。

 一号店は約百七十平方メートルで客席は五十六席。五月下旬に着工し、八月下旬にオープンする。三千三百平方メートルの敷地内には、なごやか亭新琴似店も同時開店させる。同社は、小春茶屋を札幌圏を中心に道内で約百店舗展開する計画で、二○一○年ごろからの道外進出も検討する。

 同社は当初、定食を中心とした新業態の食堂を展開する計画だったが、採算面などからファストフード店へ変更した。

北海道新聞引用
浦幌町議が覚せい剤 帯広署など使用容疑で逮捕
【帯広、浦幌】帯広署と道警十勝機動警察隊は十五日までに、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、十勝管内浦幌町の現職町議で同町厚内、水産会社社長田森一幸容疑者(60)を逮捕、送検した。同署によると、道内の自治体議員が同法違反容疑で逮捕されたのは初めて。

 調べでは、田森容疑者は五月上旬から十四日までの間に覚せい剤を使用した疑い。匿名の通報を受けた同署などが十四日、任意で田森容疑者の尿検査をしたところ覚せい剤の使用反応が出た。同容疑者の自宅からは覚せい剤は見つかっておらず、同署は入手経路や使用方法などを追及している。同容疑者は容疑を否認しているという。

 田森容疑者は同管内豊頃町大津出身。二○○三年から大津漁協副組合長と浦幌町観光協会副会長を務め、今月十一日には道定置漁業協会十勝支部長にも就任。四月二十二日投開票の浦幌町議選で二百九十六票を獲得して初当選したばかりだった。

 浦幌町の水沢一広町長は「町民の代表である町議が薬物に手を染めるなど、あってはならないこと。八日の臨時会で初登庁したとき、(初当選同士)お互い頑張りましょうと声を掛け合ったばかりだが」と声を震わせた。

 田村寛邦・同町議会議長は「(覚せい剤使用が)事実なら申し訳ないし、議会の信頼回復に努めたい」と話し、十六日に議員協議会を開いて、対応を協議する意向を示した。

(北海道新聞引用)
ホーマック株不正 前田前社長、統合情報を直接伝える
ホーマック(札幌)の株をめぐるインサイダー取引事件で、内部情報を漏えいしたとして、同社などの持ち株会社でホームセンター最大手「DCM Japanホールディングス」(東京)の社長を辞任した前田勝敏氏(62)=ホーマック前会長=が、三社の経営統合発表二カ月前の二○○五年五月初め、逮捕されたデザイン会社社長内田武之容疑者(53)と直接会い、統合情報を伝えていたことが十四日、分かった。

 関係者によると、前田氏は○五年五月五日ごろ、内田容疑者と東京都内にあるホーマック関連会社の事務所で二人だけで会い、カーマ(愛知県刈谷市)などとの経営統合の情報を伝え、「いよいよだな」などと漏らしたという。その上で、統合後の新会社の広報用資料などの作成についても触れ、「デザインを頼むぞ」などと話した。

 一方で、前田氏は内田容疑者と会う直前の五月三日の取締役会の終了直後、同社の取締役六、七人に対し統合方針を伝え、「秘密を守れよ」などと口止めしていたという。

 証券取引等監視委員会は、前田氏と内田容疑者の間に便宜供与や共謀関係はなかったとみており、現段階では前田氏が刑事責任を問われる可能性は低い。

(北海道新聞引用)
石狩市長に田岡氏が無投票3選
石狩市長選は13日告示され、現職の田岡克介氏(61)(無所属)以外に立候補の届け出がなく、田岡氏が無投票で3選を果たした。田岡氏は事務所で「無投票当選は、決して市民の皆さんから白紙委任状を渡されたわけではない。過去の実績にあぐらをかかず、逆に白紙に戻り、市の発展に取り組みたい」と、3期目の決意を述べた。

 同じく告示された市議選(定数24、10日任期満了)には、計29人が立候補した。投開票は20日。

(読売新聞引用)

市電の停留所に衝突し男性死亡 札幌すすきの
十二日午後七時五分ごろ、札幌市中央区南四西四の市道で、同市豊平区美園七の八、無職豊村竜男さん(45)の乗用車が市電すすきの停留所の外壁に衝突、豊村さんは死亡した。事故当時、停留所には三十人ほどがいたが、けが人はなかった。札幌中央署の調べでは、現場は片側三車線の直線道路。同署によると、豊村さんには持病があり、病死の可能性もあるとみて原因を調べている。


(北海道新聞引用)
ホーマック経営統合 取締役会2日後に情報入手 インサイダー事件
ホームセンター大手ホーマック(札幌市)など3社の経営統合をめぐるインサイダー取引事件で、証券取引法違反容疑で逮捕された内田武之容疑者(52)が統合情報を入手したのは、2005年5月のホーマック取締役会で統合方針を決議した2日後だったことが11日、関係者の話で分かった。

 また、同年7月に3社が統合を発表する前に、内田容疑者が持ち株会社として発足する「DCMJapanホールディングス」のロゴ作成や、発表資料の準備業務を受注していたことも判明した。

 札幌地検などは、内田容疑者が約20年前からホーマックの店舗デザインを一手に引き受けるなど深い関係を背景に、重要情報をいち早く入手し、発表時期も把握した上で、インサイダー取引していたとみて裏付けを進めている。

(北海道新聞引用)
わいせつ被害の空自女性隊員 国に1100万円賠償請求 札幌地裁
同僚男性からわいせつ行為をされ、被害を相談した上司から逆に退職を強要されたとして、道内の航空自衛隊の部隊に所属する女性隊員(21)が八日、国を相手取り、約一千百万円の損害賠償を求める訴えを札幌地裁に起こした。原告代理人の弁護士によると、現職自衛隊員が国を訴えるのは異例という。

 訴えによると、この女性は昨年九月、勤務中に泥酔していた同僚男性(32)から基地内で押し倒され、無理やり体を触られるなどした。女性は上司数人に相談したが「退職願に(印鑑を)押せよ」「ここまでこじれたら、自衛隊ではやっていけないんだよ」などと、逆に約半年間にわたって嫌がらせを受け続けた。女性は上司に男性の退職か転勤を求めたが、基地側が適切な措置を取らず、長期にわたり精神的苦痛を受けたとしている。

 女性の父親(48)は提訴後、札幌市内で記者会見し、「私は加害者や上司を許すことができません。被害者が泣き寝入りする現状があってはならず、現職のまま闘います」と女性のコメントを代読。さらに父親は、女性から話を打ち明けられた時の心境を「本当につらかった。言葉には尽くせない」と語った。

 同席した代理人の佐藤博文弁護士も「自衛隊には、世間では理解し難いようなハラスメント(嫌がらせ)がある。今回の訴訟は、氷山の一角にすぎない」と強調した。

 これに対し、女性が勤務する基地は、警務隊が今年二月から強制わいせつの疑いで捜査していることを認めたが、退職の強要については「あったかどうかも含め、部内で調査中」と説明。訴状については「正式に受け取っていないので、コメントできない」としている。

(北海道新聞引用)
道が道内24基の緊急点検要請 コースター事故
大阪府吹田市の遊園地でジェットコースターが脱線し、乗客一人が死亡、十九人が重軽傷を負った事故を受け、道は七日、事故車両と同じトーゴ社(二〇〇四年に会社更生法適用)製のコースターがあるルスツリゾート(後志管内留寿都村)など道内十カ所の遊園地に対し、計二十四基のコースターを緊急点検するよう要請した。

 国土交通省からの通知に基づく措置で、休止中の二カ所四基を除き、車輪やレールなどに亀裂やさびがないかハンマーでたたいたりして確認する。また、超音波などで微細な傷を調べる探傷試験を、今回は車軸に限って全施設で行う。

 道内で唯一、事故機と同メーカーの「スタンディングコースター」があるルスツリゾートでは、十年ほど前、探傷試験によって目に見えない亀裂が車軸に確認され交換した。それ以降、車軸に亀裂は見つかっていないという。

 おびひろ動物園(帯広市)は、七日夕からジェットコースター二基を休止。安全性が確認でき次第、再開する。いわみざわ三井グリーンランド(岩見沢市)も七日から「三回転コースター」で同様の措置を取った。

(北海道新聞引用)
コースター事故 車軸、垂直に折れる 金属疲労か 事務所など捜索
 大阪府吹田市の遊園地「エキスポランド」でジェットコースターが脱線して乗客1人が死亡、19人が重軽傷を負った事故で、2両目左側の車輪の車軸がほぼ垂直に折れており、断面はほぼ平らな状態だったことが6日、吹田署捜査本部の調べなどで分かった。

 専門家によると、「疲労破面」と呼ばれ、折れた原因は金属疲労の可能性が高いという。

 捜査本部は同日、エキスポランドの点検作業や安全管理体制を調べるため、業務上過失致死傷容疑で同社の管理事務所など4カ所を家宅捜索。事故現場を検証、車軸に金属疲労が起きていた疑いがあるとみて2両目を中心に詳しく調べている。

 エキスポランドは例年1-2月、コースターを解体して超音波や磁気で部品の内部亀裂がないかどうかを確認する探傷検査を行うが、今年は作業場所がないとの理由で、ゴールデンウイーク後の今月15日に先送りしていた。

 同社は1992年3月の運行開始以来、今回折れた車軸を1度も交換していなかった。


(北海道新聞引用)
公選法違反:旭川市議選 落選候補ら3人逮捕
先月22日に投開票された旭川市議選で票の取りまとめなどを依頼したとして道警旭川方面本部捜査課と旭川中央署は3日、立候補し落選した旭川市2条通14、元同市土木総務課計画係長、田中博容疑者(58)と、ともに陣営幹部の同市大町2の3、飲食店経営、平尾孝容疑者(60)▽同市7条通5、同、堀田典子容疑者(55)の計3人を公職選挙法違反(供応買収)の疑いで逮捕した。

 調べでは、3人は3月2日、同市内の飲食店で、選挙事務所の運動員十数人に1人当たり4000~5000円の酒食を提供し、田中容疑者への投票と票の取りまとめを依頼した疑い。田中容疑者は容疑を否認しているが、他の2容疑者は認めているという。平尾容疑者は陣営の出納責任者。

 同市議選(定数36)で田中容疑者は1458票を獲得し、候補者44人中43位で落選した。

(毎日新聞引用)
4月の道内前年比 交通死17人の2人増 3人同時、ひき逃げも
四月の道内の交通事故死者は十七人で、人数で前年同月より二人多く、事故の形態でも一度に三人が死亡したり、死亡ひき逃げや飲酒運転などの重大・悪質事故が目立った。例年、事故が多発する大型連休も終盤に差し掛かり、道警は取り締まりを強化するとともに、ドライバーに安全運転の徹底を呼びかけている。

 道内の四月の死亡事故は十五件で、十七人が死亡。一-四月までの死者数は前年同期比三人増の七十人となった。

 四月に死亡事故を起こしたドライバーの年代別内訳は、二十代と四十代が各四人と最も多く、次いで六十五歳以上の高齢者が三人、三十代二人など。違反を伴う事故は、速度違反が三件のほか、酒酔い・酒気帯び運転も二件あった。

 事故の形態では、十二日未明に札幌市中央区の道道交差点で、乗用車同士が衝突し、男性三人が死亡する事故が発生。また、石狩管内当別町の国道で十六日夜、男性が車二台にはねられて死亡した事故で、トラック一台が逃走するなど、死亡ひき逃げ事故が続発した。

 五月に入ってからの事故死者は三日現在一人。道警は「例年、本格的な行楽シーズンを迎える五月から速度違反が増える」として、連休中の取り締まりを強化している

(北海道新聞引用)
岩見沢通り魔 「死んでもいい」と刺す 容疑者供述 包丁は前日購入
【岩見沢】岩見沢市東町の住宅街で二日夜、看護師横堀幸子さん(51)が刺殺された事件で、逮捕され殺人容疑で調べられている三笠市堤町七、トラック運転手佐藤清隆容疑者(33)は、仕事の不満から、「たまたま前にいた人を刺した。死んでもいいと思った」と供述していることが、三日までの岩見沢署の調べで分かった。

 凶器の包丁は犯行前日、現場近くの百円ショップで購入した可能性が高いことも分かった。同署は職場の人間関係などのトラブルが背景にあるとみて、通り魔的な犯行に至った経緯の解明を急いでいる。

 調べでは、佐藤容疑者は犯行当日、仕事を終えた午後五時ごろ、三笠市内の勤務先を出た。犯行現場から約三百メートルの小学校横空き地に自分の軽自動車を止め、近くの複合商業施設で買い物をしたり、散歩したが、その際、包丁をポケットに隠し持っていた。佐藤容疑者は「同僚にがみがみ言われ、むしゃくしゃしていた。いつものように買い物で気を紛らわせようとしたが、すっきりしなかった」と供述している。

 凶器は牛刀で、販売したとみられる店員は「作業服姿の男が買った。売れない種類なので覚えている」と話している。

 司法解剖の結果、横堀さんの傷は背中の左側を刺され心臓の近くで肺を貫通。死因は失血死と分かった。横堀さんは二日午後六時ごろに勤務先の岩見沢労災病院を出て買い物をし、歩いて帰宅する途中、佐藤容疑者と行き合ったらしい。

(北海道新聞引用)
北海道、今年は「暑夏」 北半球の高温続き異変? 冬にエルニーニョなのに…
今年の夏は、平年より気温の高い「暑夏」となりそうだ。この冬はエルニーニョ現象が起きたため、通常なら北海道は冷夏となるはずだが、気象庁の分析によると、ここ数年の北半球の高気温続きが、「法則」破りの結果をもたらしそうだ。札幌管区気象台は「地球温暖化の影響も否定できない」としている。

 エルニーニョは、南米ペルー沖の太平洋で海面水温が上昇し、世界的な異常気象をもたらす現象。昨年八月から今年二月にかけて発生した。

 札幌管区気象台によると、エルニーニョ現象が冬に発生した場合、北海道では続く夏、冷気を噴き出すオホーツク海高気圧が発達して、冷夏となるケースが多い。過去二十年間では、このパターンとなった一九八八年、九八年、二○○三年は、いずれも冷夏だった。○三年六-八月の北海道の平均気温は平年を一・一度下回り、戦後五番目の低さとなり、農作物の生育も大幅に遅れた。

 ところが、気象庁がスーパーコンピューターなどを使って予測したところ、今年は「暑夏」の可能性が大。「○三年ごろから北半球全体の気温が高い傾向が続いており、それが原因の一つ」と札幌管区気象台は説明する。

 今年、予測通りに暑夏だと、四年連続になる。札幌管区気象台は昨年、四六年に統計を取り始めて以来初めて、三年連続で暑夏を記録しており、今年、さらに記録を更新することになる。札幌管区気象台は「長いスケールで見たとき、ここ数年の暑夏の傾向は温暖化の特徴とされるのではないか」としている。

 北大大学院地球環境科学研究院の渡部雅浩准教授は「過去百年の国内の気温データと比べると、五、六月の気温はここ十年、じわじわと上がっており、地球温暖化の影響があると言える。ただ、月ごと、地域ごとの変動は豪雨や熱波など個々の気象が影響しており、さらに細かく見る必要がある」と話している。

(北海道新聞引用)
児童館を全焼 釧路
 【釧路】三十日午後十時五十五分ごろ、釧路市武佐一、同市立武佐児童館(今野聡子館長)から出火、木造二階建て延べ約二百七十平方メートルの内部を全焼した。けが人はいなかった。市によると、同児童館は四月二十九日から二日間使っておらず、火の気はなく、出火当時、館内は無人だった。建物の裏側の燃え方が激しく、釧路署と釧路市消防本部は出火原因を調べている。

(北海道新聞引用)
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