小樽のロボット技術が海外へ-。北海道職業能力開発大学校(小樽市銭函三)の村田光昭講師(37)が、中南米諸国の技術者を指導するため、八日からメキシコへ短期派遣される。村田講師は、同校学生をロボットトライアスロン大会三連覇に導くなど教育力にも定評があり、国際協力機構(JICA)から要請を受けた。「驚きを持ってもらえる指導ができたら」と意欲を燃やしている。
同校がJICAの要請で海外に教員を派遣するのは、一九九六年以来十一年ぶり。
村田講師は、同校生産技術科で機械加工の授業を担当する一方、学生有志を集めてロボットの製作に取り組んでおり、率いる同校チームは、全道の大学、専門学校が障害物のある迷路でタイムを競う「ロボットトライアスロン」で二○○五年から毎年、優勝を飾っている。
今回の派遣先は、職業訓練指導員の技術向上を図る「職業技術教育活性化センター(CNAD)」。メキシコばかりでなく、アルゼンチンやコロンビアなど中南米十カ国の研修者が集まるという。
同センターでは、工場の生産ラインに使用する水平移動型のロボットハンドの設計・製作などの実際的な授業が行われており、村田講師はこのロボットハンドを改良するとともに、そのための技術をどのように授業に取り入れるかを検討することが求められているという。
派遣期間は二十八日までと短期だが、村田講師は「限られた時間のなかで問題点を見つけて、アドバイスしたい。中南米諸国の技術力の向上に役立てれば」と抱負を語る。その上で、「少なくとも一カ所でも、『あっ』と驚く改良を提示できたら」と小樽で培ったロボット技術の伝授に意気込みを見せる。
同校がJICAの要請で海外に教員を派遣するのは、一九九六年以来十一年ぶり。
村田講師は、同校生産技術科で機械加工の授業を担当する一方、学生有志を集めてロボットの製作に取り組んでおり、率いる同校チームは、全道の大学、専門学校が障害物のある迷路でタイムを競う「ロボットトライアスロン」で二○○五年から毎年、優勝を飾っている。
今回の派遣先は、職業訓練指導員の技術向上を図る「職業技術教育活性化センター(CNAD)」。メキシコばかりでなく、アルゼンチンやコロンビアなど中南米十カ国の研修者が集まるという。
同センターでは、工場の生産ラインに使用する水平移動型のロボットハンドの設計・製作などの実際的な授業が行われており、村田講師はこのロボットハンドを改良するとともに、そのための技術をどのように授業に取り入れるかを検討することが求められているという。
派遣期間は二十八日までと短期だが、村田講師は「限られた時間のなかで問題点を見つけて、アドバイスしたい。中南米諸国の技術力の向上に役立てれば」と抱負を語る。その上で、「少なくとも一カ所でも、『あっ』と驚く改良を提示できたら」と小樽で培ったロボット技術の伝授に意気込みを見せる。
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自己啓発で能力開発 | 2007/11/21(水) 21:27