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期待の“ハート馬”が来年道営デビュー
「ボクの顔を覚えておいてネ」。ホッカイドウ競馬(道営)で来年、額に珍しいハート形の流星がある競走馬(牡、堂山厩舎)がデビューする。岩手競馬所属で、同じハート形の流星で全国的に話題を集めているトレジャースマイル(牝2)に続く、愛らしい顔の持ち主だ。門別競馬場に入厩したばかりで、馬名はまだ決まっていないが、珍しい容姿だけではなく、素質も評価されている。

 道営に期待の「新星」ならぬ「心(ハート)星」が誕生する。馬の個体識別などで「星」と呼ばれる白徴が、なんとも珍しく、かわいらしいハート形。岩手競馬で話題を集めているトレジャースマイルは牝馬だが、道営でデビューを予定している1歳馬は牡で、現時点で約500キロと雄大な馬体をしている。ハートもひと回り大きく、競馬場内では早くも人気者だ。

 1日に門別競馬場に入厩し、現在は競走馬になるための初歩的な調教である馴致作業が進められている。管理する堂山芳則師(56)は「秋に牧場で見たときから、馬っぷりの良さが目立ち素質を感じたね」と高く評価する。その上で「岩手の馬より(ハートが)大きかったからね。間違いなく人気ホースになると思った。レースでは額が見えるようにメンコをつけずに走らせたい」と期待を寄せる。

 オーナーは「モエレ&マサノ」の冠で知られる中村和夫、正子夫妻。中村氏は「生まれた時からくっきりとしたハートマークだったよ。半世紀も馬の世界にいるけど、こんな顔の馬は見たことがない。みんなで応援してやってください」と話す。父ゴールドヘイローはサンデーサイレンスの直子。母の父はトウショウボーイと、血統的な魅力も十分ある。

 中村オーナーはこれまで数多くの競走馬を道営に入厩させている。道営所属のままで05年の中央競馬・函館2歳ステークス(G3)を制したモエレジーニアスを引き合いに出し「体はこっちの方が柔らかいし、馬っぷりも素晴らしい」と言う。話題だけにとどまらず、走りでも大きな期待がかけられている。
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