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「中位でJ1残留」 三浦監督、続投正式決定で意欲
札幌の三浦俊也監督(44)が29日、札幌を運営する北海道フットボールクラブ(HFC)と契約更新し、続投が正式に決まった。今季と同じ1年契約。札幌市内のHFC事務所で会見した三浦監督は「あと1年札幌でやれることをうれしく思う」と話し、来季の具体的な目標について「J1中位を目指し、残留すること」と述べ、J1で戦い続けるチームづくりへ意欲を見せた。

 三浦監督はこれまでの交渉で、すでに続投の意思を示していた。ただ、HFC側にJ1での戦い方やチームの将来像などをただし、運営サイドとの考え方の溝を埋める意味で、サインをしていなかった。

 HFCは、来季に向けブラジル人のMFアルセウ、FWノナト、J1清水のDF平岡らを獲得した。これらの補強について、三浦監督は「ポイントを押さえた補強をやってくれた」と、ある程度の手応えを感じている様子で「開幕まであと2カ月ちょっと。しっかり準備したい」と語った。

 またHFCは同日、松井清隆コーチ(46)、三浦雅之コーチ(41)、赤池保幸GKコーチ(33)の留任と、新たに分析担当コーチとして沖田優氏(29)と契約することを発表した。来季の札幌は、今季より1人多いコーチ4人体制で臨むことになる。

 沖田氏は成田高、筑波大を経て、2005、06年に三浦監督の下でJ1大宮の分析担当のコーチを務めた。

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