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内容上向き 大きな1勝
リーグ戦ではない。しかもフッキや代表選手3人を欠く川崎相手だった。だが、6季ぶりのJ1復帰後、4戦目にして挙げた初白星は、チームにとって大きな自信となる価値ある1勝だ。

 試合終了のホイッスルが鳴った瞬間、柴田に飛びついて抱き合う坪内の姿があった。坪内は「ほんっとにうれしい」と表情を緩める。三浦監督は「1勝は1勝。そんなに大きな感情はない」と冷静だったが「(札幌には)J1の試合出場がゼロだった選手が多く、彼らにとって勝ちは大きい。一つ勝つのが簡単ではないことが分かったと思う」とかみしめるように話した。

 開幕前、けが人に泣かされた。練習試合で結果が出ず、リーグ戦も2連敗。だが、決勝点を挙げた西嶋は「最初からそんなに勝てるとは思っていなかった。ちょっとずつよくなればいい」。事実、ゲーム内容もスコアも試合ごとに改善している。

 この試合で、クライトンはFWでもボランチでもチームの柱として機能することが証明された。高木は復帰初戦にもかかわらず安定したプレーを披露。腰痛の曽田も30日のリーグ戦(対柏)に間に合うめどが立った。

 「ナビスコ杯を含めた最初の4試合で戦術や選手を見極める」と三上強化部長が語っていた言葉通り、チームの形がようやく固まってきた。セットプレーで失点したのは気がかりだが、次はリーグで勝ち点と勝ち星を狙う。
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