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北見でまた断水 大雨で濁り、取水停止
【北見】北見市は二十六日午後の強い雨の影響で、市内の広郷浄水場に原水を取り込む常呂川の支流に激しい濁りが確認されたことから、同五時四十分ごろ取水を停止。同十一時十分ごろに取水を再開したが、取水停止に伴い、各家庭などに向けた配水量を大幅に減らしたことから、同九時前から市内中心部の幸町など広範囲にわたり多くの世帯が断水している。

 北見市では、六月二十三日から五日間、七月二十四日から二十五日にかけて、大規模な断水があったばかり。

 市は、断水している地域や世帯数について「市民からの電話応対に追われ、詳しく把握できていない」と話している。取水再開によって、「給水停止の危機は当面避けられた」とする一方、給水所十七カ所を二十四時間体制で開設するとともに、市民に節水を呼び掛けている。

 市によると、二十六日午後四時四十分ごろから三十分間にわたって、常呂川支流のオシマ川流域などで強い雨が降り、職員が、支流の水の激しい濁りを確認。連絡を受けた浄水場が同五時四十分ごろ、訓子府町日出にある取水口で、取水を止めた。

 取水口のやや上流で職員が採取した水の濁度は、同六時に通常の千三百倍にあたる一万三千度に達し、取水再開前の同十時五十分には千百度に低下した。市は「取水口に濁水は入っていない」としている。

 取水停止後、市は配水池からの配水量を通常の35%にし、その後、10%まで落としている。各世帯によって水圧が異なるため、二十七日午前一時現在、蛇口から少し水が出る家と、全く出ていない家が混在しているもよう。

 網走地方気象台によると、網走管内置戸町で二十六日午後二時ごろ、訓子府町では同二時半ごろにそれぞれ、一時間最大約二○ミリの強い雨を観測した。

(北海道新聞 引用)
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