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道警資料ウィニー流出:稚内署員パソコンから 暴力団組関係者ら560人分
道警は19日、ファイル交換ソフト「ウィニー」を通じ、稚内署の捜査員の私有パソコンから暴力団組員や事件関係者、知人などの約560人分の氏名、住所などの個人情報やキャッシュカード番号などのデータが記載された捜査資料などがインターネット上に流出したと発表した。

 道警監察官室によると、流出したのは、同署刑事課の男性巡査長(31)の私有パソコンに記録されていたデータ。確認されているのは、2件の窃盗事件の5容疑者の個人情報や証拠品のキャッシュカード番号などが記載された捜査書類▽同署管内の暴力団関係者約100人分の氏名、住所、犯歴▽暴力団関係者の家族や友人らを含む約300人分の氏名や住所など個人情報が記載された捜査資料▽巡査長の知人約160人分の住所録--など。

 巡査長は昨年5、6月ごろ、仕事で使っていた私有パソコンを修理のために無断で自宅に持ち帰り、そのまま使用していた。昨年12月ごろにウィニーをインストールし、その後、ウィルスに感染して情報が流出したとみられる。

 巡査長は「音楽に興味があってウィニーを導入した。データは完全に消去したと思っていた」と話している。しかし、流出データはハードディスク内に残っていたとみられる。17日に警察庁から「道警の捜査資料が流出しているようだ」と連絡があって発覚した。

 道警では、04年3月にも江別署員の私有パソコンから捜査資料が流出する問題が起きている。このため道警は、06年3月にパソコンにソフトを導入しないという誓約書を全職員から提出させ、対策を取っていた。しかし、巡査長は誓約書提出後にソフトを入れていた。

 谷口茂樹・監察官室長は「警察官の保有情報がネット上に流出したのは遺憾。指導を徹底し、再発防止に万全を期したい」とコメントを出した。

 全国では今年2月に、山梨県警で捜査員の私有パソコンから同様に個人情報が流出している。

(毎日新聞引用)
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