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足利銀と旧経営陣が和解 違法配当などの責任認める
経営破たんし一時国有化された足利銀行(宇都宮市)が、粉飾決算による違法配当やずさんな融資で銀行に損害を与えたとして、旧経営陣13人に計約50億円の損害賠償を求めた3つの訴訟は10日、宇都宮地裁で足利銀と旧経営陣8人との間で和解が成立した。

 足利銀の代理人弁護士によると、和解に応じたのは柳田美夫、飯塚真元頭取など元役員8人。

 2001年3月期決算で融資先の区分を甘くするなどして資産を粉飾、違法な配当をしたことや、栃木県野木町の建材商社「シモレン」や埼玉県秩父市のゴルフ場経営会社「荒川観光開発」に対し、ずさんな審査で融資を実行したことで、足利銀に損害を与えたことを認めた。

 8人は、預貯金など計約1億3400万円をはじめ、自宅などすべての資産を処分し、損害賠償に充てるという。

 10日夜の記者会見で、池田憲人頭取は和解について「旧経営陣の責任追及という私の責務は果たせた。ほっとした」と述べた。


(北海道新聞 引用)
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